妄想日記〜いつものBARに涙目の女性がいたから〜
こんにちは、クラムボンです。
GWいかがお過ごしでしょうか?
僕は今日、兄とアウトレットに行ってきました。
一昨日だったでしょうか、彼女とアウトレット行く妄想をしていた気がします。兄と行きました。きっとそんなもん。人生最高だ。
さてさて、平行世界の僕は今夜、”行きつけのBAR”に行きます。
行くペースはだいたい週2くらい。
仕事が定時に終わった時にひょこっと顔を出す程度がちょうどいいの。
あぁ、もちろん僕は学生なので仕事していませんよ。平行世界の話ですから。この世界のことなんて知ったこっちゃありません。
あれ、カウンター席にポツリと座り、心なしか涙目のように見える女性(堀北真希似)が。
時刻は22時過ぎ。
僕はこう声をかけるわけです。
僕「あの、僕も独りなんです。席、ご一緒してもよろしいですか?」
”一人”じゃないんです。”独り”なんです。ここの悲哀を声のトーンと笑顔で伝えられるかが勝負。
女性「ふふ。ありがとう。」
悲しみか喜びか、どちらとも受け取れるような表情を見せる彼女。おそらく少し年上でしょう。
女性「このBARにはよく来られるんですか?」
僕「はい。ここ、ちょうどよい場所にあるんですよね。」
女性「そうなんですか。あたし初めて来たんです。いつも行っていた場所に行きづらくなっちゃって。笑」
絞り出したような笑顔を見せる女性。
僕はここで察します。
あ、別れたんだな、前のBARはよく彼氏と行っていたんだな。
と。
ちなみに、平行世界の僕は
を持っています。これを理解したうえで読み進めてください。
僕「ここのBAR、落ち着いていてすごく好きなんです。マスターもものすごく優しい人で。」
ここでマスターが注文する前にジントニックを持ってきます。
マスター「いつものでよろしかったですか。」
僕「もちろんだよ、ありがとう。」
ここで行きつけ感がアピールされるわけです。ナイスマスター。
女性「そうなんですね。あたしもすごく気に入りました。」
僕「僕”も”色んな辛いことがありましたけど、ここで過ごすと心が落ち着くんです。」
女性「”も”?」
僕「あ、いえ、なんか悲しそうな気がしたもので。普段僕、見知らぬ女性に声をかけることって出来ないんですけど、なんかあなたは特別な気がしちゃいました。急に声かけてごめんなさい。」
はい、イチコロ。勝ち。
きっと帰り道に音楽ランダムで聞いてたら西野カナが流れて、「会いたくて会いたくて震える」の確定。
少し雑談をして、0時を回りそうな頃、席を立ちます。
適当な子なら良いけど、好きな子は一回目で持ち帰っちゃダメ。マジで。多分。あ、いや、経験談とかじゃない。
女性「また…会えますか?」
僕「もちろんですよ(ニッコリ」
ここで、あまり長話をせずに身を引くんです。名残惜しさを残してみる。
”不在”を燃料にして”存在”の濃度を上げるんです。
大事じゃん、こーゆーの。
多分ですけど、女性の方は
女なめてんのか
とお思いになると思います。
ごめんなさい。女というものはしばしば理解し難い生き物ですよね。こんな簡単にオチるわけがないと思います。
まぁ僕は
なので。
平行世界では好きにやらせてください。
読んでいただいてありがとうございます。
平行世界の僕から現実世界の僕へ、早く彼女を作るように伝えておきます。
ばいばい!